こんにちは、shunsukeです。
英語学習継続331日目。
今日は2021/03/31、【天赦日】【一粒万倍日】【寅の日】が揃った日でして、巷では【最強幸運日】と言われていますがご存じでしたでしょうか?
僕も今日という幸運日を利用して自分にご褒美をプレゼントしました。そして何より今後の人生を大きく変えるであろう出来事が起こった日でもあります。
それが今日というタイミングで訪れたことに驚きと、ご縁の大切さや不思議さを感じています。皆さんにとっても今日という日が良い日であれば幸いです。
さあ今日も一言英語をご紹介します。 皆さんは「胡麻:ゴマ」、「のり、わかめ」ってなんていうか知っていますか? 「胡麻:sesame seeds」「のり、わかめ:seaweed」って言います。 日常料理に使う食材ですので、良かったら覚えて活用してみてください。
それでは今日もアンコール遺跡から、通称「ソムおじいさん」という名で有名な僧院として建てられたタ・ソムについてご紹介します。
もくじ
- タ・ソムについて
- タ・ソム見どころ
- さいごに
タ・ソムについて

バイヨンで名高いアンコール・トムの北西に位置している小規模な寺院のタ・ソム
基本情報
ジャヤーヴァルマン7世により、12世紀末に建設されました。父であるダーラニンドラヴァルマン2世に捧げるためだと言われています。
タ・ソムはもともと大乗仏教を学び、そして教える僧侶たちの住まいであったそうです。
アンコール・トムのバイヨン様式と呼ばれる造りでできております。ラテライトの周壁によって囲まれた内部には中央祠堂、経堂、四面仏を乗せた塔門があります。
施設名:タ・ソム 英名:Ta Som 住所:The Suburbs of Angkor Thom
アクセスマップ
それでは下記よりタ・ソムの見どころについてご紹介していきます。
タ・ソム見どころ

タ・ソムは12世紀末、ジャヤーヴァルマン7世によって北バライの東側に建てられた仏教寺院です。こちらは小規模ながら立派な門構えの四面仏を乗せた塔門です。
アンコール・トムのバイヨン様式で造られていることから、とても似た造りになっています。
こちらは西門ですが、是非東門の先にある東塔門を見学されるのをオススメします。僕は例のごとく下調べしてないので見ていませんが、東塔門は本来、西塔門と同じ四面仏があるはずですが、絞め殺しの木で有名なガジュマルの根が絡み合い、塔門を覆いつくしています。自然と人工物の一体感を体験できる場所です。

中へ入っていくとこの写真のような門が出迎えます。左側のレリーフ上部に隙間ができ、やや傾いています。
1998年にワールド・モニュメント財団の修復プログラムに登録され、安全に観光ができるよう修復がすすめられている遺跡の1つだそうで、少しずつではありますが修復されています。

ちなみにここタ・ソムはユニークな名称が付いています。その名も「ソムおじいさん」。
僧院として建てられたそうです。

遺跡内から撮影した写真です。暗がりの先に光が差し、その先にまた暗がり、そして光が差し込む。段々と続く様は、波動論にも通じるものがあるなと感じました。

アンコール遺跡の象徴でもあるデバターのレリーフ。アンコール遺跡のほとんどの場所で彫られています。

デバターの間にある窓枠が、下部のみ連子窓のように彫られた造りとなっていてとても面白い!半分以上が石で積まれ、下部のみ連子窓のような彫刻がされています。
遊び心を出してのものではないとは思いますが、こういう造りは遊び心をくすぐるポイントの一つです。

デバターとは一般的には女神と言われていて、ほとんどが女神ですが、中には写真のようなデバターもあり、インド神話の水の精アプサラスや、ヴィシュヌ神の妻 ラクシュミーであるとも言われています。また髪の毛を絞るデバターが有名だそうですが、僕は見てません(笑)

こちらも同じような造りの窓枠。タ・ソムはこういう造りなのでしょう。色々な姿のデバター見て回る、そんな旅も良いかもしれません。
門の内部には中央の祠堂を中心に8つの建物と2つの経堂があります。かつて22の神体が安置されていたと言われていますが、今はその姿を見ることが出来ません。無いってことですね。 修復が決まったのも数十年前ですから、長い年月人目に付かず、眠っていた遺跡であったことを感じさせます。

こちらも絞め殺しの木ガジュマル。細長い根がまっすぐに伸び、途中から一本の木となります。生命の偉大さ・壮大なエネルギーを感じます。

タ・ソムは小さな寺院ですが、崩れかけの遺跡や、様々なデバターと東塔門は見る価値があります。アンコール遺跡を回るならぜひ拝観して頂きたい場所の一つです。
さいごに

いかがでしたでしょうか。今日は通称「ソムおじいさん」という名で有名な僧院として建てられたタ・ソムについてご紹介しました。
このブログでは、自分で経験してきたことを、「知る・学ぶ」をコンセプトに様々なことを皆さんにお届けできたらと考えています。
前回の記事では、かつて人工の島であった場所に建築された東メボン(East Mebon)【アンコール遺跡】
についてご紹介しています。ぜひそちらも合わせてご覧ください。
これからもこのブログでたくさんのことをご紹介していきます。
ご一読頂きありがとうございましたm(__)m
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 先日タ・ソムでもご紹介した連子窓の飾り窓。その両脇にはデバターが配置され、また植物模様などの彫刻装飾も残っておりとても美しく見逃せない遺跡となっています。白化と苔が時 […]
[…] 前回の記事では、「ソムおじいさん」で有名な僧院タ・ソム【アンコール遺跡】についてご紹介しています。ぜひそちらも合わせてご覧ください。 […]