こんにちは、shunsukeです。
英語学習継続327日目。
今日のちょこっと英語紹介は、「American dogs:アメリカン・ドッグ」について。アメリカンドッグは和製英語ということをご存じでしたでしょうか。英語では「corndogs」と言うそうです。アメリカ人は「アメリカン・ドッグ」いう名前を聞くと、とても面白く感じるそうです。アメリカへ行くときは気を付けましょう!
今日も引き続き、アンコール遺跡の中から、レンガで築かれたサンセット鑑賞が出来る、プレ・ループ【アンコール遺跡】についてご紹介します。
もくじ
- プレ・ループ(Pre Rup)について
- プレ・ループ(Pre Rup)の見どころについて
- さいごに
プレ・ループ(Pre Rup)について

アンコール遺跡では珍しいレンガで築かれたプレループ
プレ・ループ(Pre Rup) とは

カンボジアにあるアンコール遺跡の一つで、ヒンドゥー教寺院で、2004年にアンコール遺跡を構成する遺跡の1つとして、世界文化遺産に登録されています。
ラージェンドラヴァルマン王による建立で、961年頃には神々が祀られていました。要は遷都後に建てた霊廟です。アンコール・ワットができる150年ほど前の壮大なピラミッド式寺院で、火葬場の役割も果たしていました。アンコール・ワットやアンコール・トムよりもさらに古いアンコール遺跡ってことですね。
プレは変化、ループは体を意味し、かつて境内で行われたと伝わる火葬を名の由来とする。東バライに浮かぶ東メボンの真南にそびえる。
境内に在る石槽では、死者を荼毘に付し、その灰で死者を描く儀式が行われたと伝わり、名の由来となっている。
基本情報
ネット検索しても詳しい基本情報が出てこないプレループ。
こちらへ拝観する場合は、アンコール遺跡群を巡る際には「アンコール・パス」という共通チケットを使っていけます。
・1日券 $37
・3日券 $62
・7日券 $72
この共通チケットを購入していることで、シェムリアップの市内から車で約1時間半以内の距離にある、遺跡に関しては入場することが可能です。
アクセスマップ
それではカンボジアの世界遺産「アンコール遺跡群」の一つである、プレ・ループの見どころをご紹介します。
プレ・ループ(Pre Rup)の見どころについて

プレ・ループはヒンドゥー教のピラミッド型寺院であり、「アンコールワット」
のサンセット鑑賞で有名な場所であります。僕は前情報なしで旅をするタイプなのでサンセット鑑賞出来るとも知らずに、午前11時ごろに拝観しました。この日とてもきれいな空だったからサンセット見たかったな。。(笑)

こちらのプレ・ループの石積みも「切込接(きりこみはぎ)の布積」で積まれています。目地はバラバラ。十字の目地なんか関係なし。僕はこうしたバラバラの積み方でも良く見えるし、こうして長い年月残っているってことなので、きっちりしてなくても良さそうだなって感じました。日本がきれいにやり過ぎ。

レンガ造りの外壁には化粧漆喰が施されていたそうで、その化粧漆喰が劣化してしたことで、質感が粗くなったデバターが表れています。この雰囲気の儚さなんかがとても印象的です。
真ん中の扉はフェイク扉になっています。とても手の込んだ装飾が施されており、まぐさ石にはレリーフ、柱の装飾に至るまで本物の入口と同じなため、どこが入口なのか分からなくなります。こういうフェイク扉を見ると造りたくなるのは僕だけではないでしょう(笑)

本当の開口扉はこちらの東側のみ。 アンコール遺跡では殆どの建物が東向きに建てられており、東という方向に特別な意味を持たせていた事が理解できます。
火葬場だったからなのか、化粧漆喰の劣化に伴ってなのかどうかは分かりませんが、白っぽくなったレンガの塔が新鮮で独特の雰囲気を醸し出しているなと感じます。

赤色砂岩を使った石積みとその前にある塔が面白い。普段あまり目につかないようなものでも、赤色砂岩を使うことで目を引きます。元々アパレル出身の僕は色合いにはうるさい。最初、遺跡に赤色?と思っていましたが、実際に見てみるとそんなことない!空の色や植栽の色合い、そして遺跡の赤色がとてもマッチしています。こうして先人が造ったものは色合いの参考になります。色ってホント大事ですね。
プレ・ループの一番の見どころは、南西の祠堂壁面にあるレリーフです。イノシシ顔のデヴァター(女神)像に注目してください。これはヴィシュヌ神の妻であるラクシュミーで、ヴィシュヌ神がイノシシに化身した姿を真似たものと言われています。別面に描かれたのは4本の腕と4つの顏を持つブラフマー神の妻サラスヴァティ―です。ラクシュミーもサラスヴァティ―も4本の腕を持ち、同じ女神だったという説があります。
ちなみにサンセット鑑賞スポット第二位らしく、プレ・ループ中央祠堂からのサンセットが有名なので次回はぜひサンセットを鑑賞したいものです。
さいごに

いかがでしたでしょうか。今日はレンガで築かれたサンセット鑑賞が出来る、プレ・ループ【アンコール遺跡】についてご紹介しました。
このブログでは、自分で経験してきたことを、「知る・学ぶ」をコンセプトに様々なことを皆さんにお届けできたらと考えています。
前回の記事では、これまでの遺跡旅の中で、一番美しい遺跡だと感じた、アンコール遺跡「クメール美術の至宝」バンテアイ・スレイ、至極のレリーフアート
についてご紹介しています。ぜひそちらも合わせてご覧ください。
これからもこのブログでたくさんのことをご紹介していきます。
ご一読頂きありがとうございましたm(__)m
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 先日ご紹介した「プレ・ループ」は、アンコール遷都後の国家寺院となっています。そのプレ・ループが建築される9年前に同王によって造られています。この2つの寺院は同王によって […]
[…] 言ってもサンセット鑑賞で有名な場所。以前ご紹介したレンガで築かれたサンセット鑑賞が出来る、プレ・ループ【アンコール遺跡】とは別の場所で、今回の旅の中でサンセットを体験し […]