こんにちは、shunsukeです。
英語学習継続337日目。
皆さんは、「音を立てて食べる」「げっぷをする」ってなんと言うかご存じですか? 音を立てて食べる:slurp げっぷをする:burp と言います。ちなみにバーレーンや中国など国によって、「げっぷ」は礼儀正しいものと考えられています。「げっぷ」は、料理を堪能し満腹であるということを示しているそうです。
今日のブログはロリュオス遺跡群の中でも最も古い寺院「プリア・コー」についてご紹介します。
もくじ
- プリア・コーについて
- プリア・コーの見どころ
- さいごに
プリア・コーについて

プリア・コー寺院は、ロリュオス遺跡群の中でも最も古い寺院で「聖なる牛」と名付けられた寺院です。
プリア・コーとは
カンボジアにあるアンコール遺跡のひとつで、その中でもロリュオス遺跡群のひとつです。
ロリュオスはアンコール地域に王都が置かれる前に、王都が置かれていた場所です。その時代に創建された3寺院をロリュオス遺跡群と呼び、プリア・コー寺院は、ロリュオス遺跡群の中でも最も古い寺院です。
誰が建設した?
879年に、インドラヴァルマン1世により両親に捧げる意味で建てられました。この両親とはアンコール王朝の創始者ジャヤヴァルマン2世のことで、中央伽藍に祀られているそうです。
基本情報
施設名:プリア・コー 英名:Preah Ko 住所:Prasat Bakong 営業時間:7:30〜17:30 料金:アンコール遺跡群チケットが必要(1日券、3日券)
アクセスマップ
下記よりプリア・コーの見どころをご紹介していきます。
プリア・コーの見どころ

東西500m、南北400mの敷地に建てられたヒンドゥー教の寺院です。プリア・コーとは「聖なる牛」の意味で、この寺院に祀られた聖牛に由来しています。

シヴァ神の乗り物とされるナンディン牛の像が祠堂正面に三体並んで祠堂を向いて座っています。神が堂から出て来るのを待っているそうです。

修復のために足場を組んでいます。今の日本と違い、結構簡易的です。

赤いレンガ造りの祀堂には、砂岩に彫刻した女神がはめ込まれています。男性と女性の彫刻があり、それぞれの堂にシヴァ神と共に男性の祖先、女性の祖先が祀られています。


祠堂には漆喰を加工して彫られたレリーフ。精密で立体感があり、一番の見所。
まぐさ石はしっかりとレリーフが残っている個所と、そうでない個所があります。
この時代はレンガの上に漆喰を塗り、その表面に彫刻する技法が一般的だった様子が伺えます。
しかし、漆喰は細かな造りが可能な反面、脆く傷みやすいのが弱点となっています。だから残っている個所と残ってない個所が存在するのかなと思います。
どちらにいても建設当時の技法も間近で見ることができる、素敵な場所です。

ここにも地元の子どもたちが無邪気に遊んでいました。日の光が当たり、それぞれの影が重なっています。立つ位置によったらこうはならないので、まさにこの瞬間での出来事。
影って面白いですね。

アンコール遺跡最古の寺院としても知られるプリア・コー。こうしてしっかりと残っている寺院をぜひ拝観されることをオススメします。プリア・コーはロリュオス遺跡群内の1つの遺跡ですので、このエリアにある他の遺跡、ロレイ、バコン寺院も一緒に観光してみると良いかもしれません。
さいごに

いかがでしたでしょうか。今日はロリュオス遺跡群の中でも最も古い寺院「プリア・コー」についてご紹介しました。
このブログでは、自分で経験してきたことを、「知る・学ぶ」をコンセプトに様々なことを皆さんにお届けできたらと考えています。
前回の記事では、サンセット鑑賞できる場所「プノンバケン寺院」【アンコール遺跡】
についてご紹介しています。ぜひそちらも合わせてご覧ください。
これからもこのブログでたくさんのことをご紹介していきます。
ご一読頂きありがとうございましたm(__)m
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 先日ご紹介した「プリア・コー」でも話に出てきたロリュオス遺跡。ロリュオスとは、アンコールワット地域に王都とされる以前に王都とされていた首都「ハリハラーラヤ」があった場 […]
[…] 前回の「プリア・コー」でもご紹介しましたが、レンガの積み方は目地無し。ぎっしり詰まったレンガ壁に、日の光が当たり良い味を出しています。彫刻された女神の上段の黒ずんだ個 […]