こんにちは、shunsukeです。
今日の一言学習は「have a runny nose」。
意味は「鼻水が出る」となります。
使い方として、
- I always have a runny nose when it’s cold.
- 私は寒いといつも鼻水が出ます。
良く色んな個所で使う「have」。
沢山の使い方・使い場所があるのでごっちゃになってしまいますが、「have」の使い方・使い場所を覚えると凄く便利です。「have」については下記リンクに纏めてご紹介しています。
勉強になりますので良かったらご覧ください。
アンコールワットとは
アンコールワット

アンコール・ワットは、カンボジアのシェムリアップという都市に位置するユネスコの世界遺産であるアンコール遺跡の一つであり、その遺跡群を代表する寺院。ヒンドゥー教寺院として作られた。しかし、16世紀後半に仏教寺院に改修され、現在も上座部仏教寺院となっている。アンコールワットやアンコールトムを中心に東西南北様々な遺跡があり、1992年にユネスコの世界遺産に登録されました。アンコールワットはスーリヤヴァルマン2世という強大な勢力を築き上げた王様によって築かれたので、アンコール遺跡の中でも群を抜いて有名な寺院となったそうです。
アクセスマップ
じゃらんnet

訪問するには
- 1つ目は、自分で見学に行く方法。
- 2つ目は、オプショナルツアーに申し込んで見学する方法。
上記の2パターンがあります。アンコールワットを見学するオプショナルツアーといっても、その種類はたくさんあります。バスや車を利用して遺跡の見学をするプランや、気球に乗って空から見学するプラン等たくさんあります。
僕はバイクタクシーの運ちゃんに1週間専属でお願いして、色々と一緒に回っています。
アンコールワットの遺跡群を紹介していきます。
アンコールワットの第一回廊とレリーフ群
前回のコラム
上記リンク先に前回のコラム、神秘的なアンコールワットについて掲載していますので、そちらも合わせてご覧ください。
経蔵 Library


左右対称の建物が景観にアクセントを加える
前回のブログの続き(上段に記事あります)になりますが、胸の高鳴りを抑えつつ見学した西塔門を抜けた先に、メインの中央祠堂へ向かう途中に、参道を挟む様に左右対称に2つの経蔵が配置されています。
こちらは左右1つずつ建つ経蔵は経典や歴史書を収めた建物です。その先の聖池は16世紀頃に掘られたとされ、睡蓮が咲く水面に映り込むアンコール・ワットも見ものです。特に「朝日」のアンコールワットは必見です。(上段に記事あります)
第一回廊 First Corridor


いよいよだ!、という最高潮になった胸の高鳴り。これよりアンコール・ワットの内部へ入ります。クメール美術の最高峰といわれるレリーフと建築美を目に焼き付ける為に…。
外塀・石壁の内部に位置する第一回廊。全長約800mにも及ぶ壁面に描かれているのは、壮大なヒンドゥ教神話が描かれています。躍動感に満ちた神々のエピソード。神話のほかにも、インドの叙事詩『マハーバーラタ』の物語を展開する壁面も必見です。下記よりご紹介します。
第一回廊のレリーフ群
西壁面のレリーフ:【ラーマヤナ】

第1回廊の西壁面の北側のテーマになっているヒンドゥー教の聖典、インド2大叙事詩の一つである「ラーマヤナ」。壁一面のレリーフには、悪魔と戦うサルの将軍「ハヌマーン」や「ラーマ王子」の姿が表現され描かれています。
西壁面のレリーフ:【魔王ラーヴァナ】

こちらのレリーフは「魔王ラーヴァナ」が描かれています。
西壁面のレリーフ:【マハーバーラタ】


西壁面の南側に描かれているテーマは、「ラーマヤナ」と並ぶインド2大叙事詩の一つ「マハーバーラタ」の物語が表現され描かれています。
マハーバーラタでは、クル王国(現在のデリー)の王位を巡り、100人の王子擁する「カウラヴァ軍」と、その従兄弟である5人の王子率いる「パーンダヴァ軍」の、骨肉の18日間の戦いを描いています。
南壁面のレリーフ:【スールヤヴァルマン二世軍の行進】

南壁面の西側のテーマとなっているレリーフは、アンコール王朝の王「スールヤヴァルマン二世」の豪華な行軍の様子が表現されています。
南壁面のレリーフ:【天国と地獄】

南壁面の東側のテーマになっているレリーフは、死後の世界を描いた「天国と地獄」のレリーフが66mに渡って描かれています。
閻魔大王の裁きをうける人々が並ぶ中段のレリーフを挟み、下段が地獄、上段が天国を表現して描かれています。
東壁面のレリーフ:【乳海攪拌】

東壁面の南側のテーマになっているレリーフは、ヒンズー教の天地創造の神話である「乳海攪拌」が、約50mの壁面に渡って描かれています。
大亀(ヴィシュヌ神の化身)の背に乗った大マンダラ山に大蛇を巻き付け、その左右両側から、神々の軍と阿修羅の軍が、大蛇の胴体を綱として引き合うシーンが描かれています。
北壁面のレリーフ

第1回廊の北壁面のテーマになっているレリーフは、東側が「クリシュナと阿修羅の戦い」、西側が「アムリタをめぐる神々と阿修羅の戦い」という物語に沿ったレリーフが描かれています。
デヴァター

アンコールワットの至る所で見る事ができる「デヴァター」と呼ばれる女神像は、寺院の守護神的な役割を果たしています。「デヴァター」は、単体のものから、数体が連なっているものまで様々です。表情も無表情だったり、笑っていたり、目を閉じていたりと個性豊かです。
第一回廊の広場

素敵なレリーフ群をじっくりと見た後、少し疲れたのでこちら第一回廊の広場で休憩。
ここでは現地の人や観光客が各々のスタイルで休憩しています。物乞いをする人とかもいて色々。
石積みがしっかりされていて、それぞれに模様を付けたりと精巧に造られています。
こんなに精密に造れる当時の職人さんをとても尊敬しています。
https://www.google.com/intl/ja/maps/about/behind-the-scenes/streetview/treks/angkor/
モルタル造形について
モルタル造形とは

モルタル造形専用のモルタルを塗り付け、削り、着色をしていく技法。
石や岩の表情も自由自在に表現できる優れた技法です。下記に実際にどのようにモルタル造形が出来上がっていくのか、ブログリンクを貼っておきます。
また去年よりスタートした「モルタル造形体験型講習会」の詳細なども掲載しております。
ぜひご覧くださいませ。
ライトアップについて
影絵のライトアップ

こちらは僕が実際に光の当て方などを考え、照明器具を設置しています。これもアンコールワットで見たシルエットが頭の片隅にあったからこそ出来たライトアップかと思っています。
これまで色々なライトアップを見てきましたが、僕が知る限りここまでシルエット・影を意識したライトアップをやっているのは僕だけかなと。それくらい拘りをもってやっています。
下記にライトアップのブログリンクを貼っておきます。まだ見てない方も、何度か見られた方もまた違った視点で見れますのでぜひご覧ください。
さいごに

いかがでしたでしょうか。
神秘的な空間の「アンコールワットの第一回廊とレリーフ群」をご紹介しました。。
次回更に中へと進んだ個所のご紹介をしたいと思います。
次回もぜひお楽しみください。
これからもこのブログでたくさんの場所をご紹介していきます。
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