こんにちは、shunsukeです。
今回は、英語でコミュニケーションしている中で、たくさん聞く単語「have」。
これまで中学・高校・大学と英語の学習をしてきました。
僕は学生の時は全く勉強して来なかったのですが、皆さんはたくさん勉強して、必死に英単語を学んできたかと思います。
使える英単語が増えるほど、文章や会話でより豊かに表現できますが、実際のところ普段の会話では、試験のために覚えた難しい単語はあまり使いません。
英会話でも、基本動詞を使いこなすことができれば、もっと簡単かつスムーズに会話を楽しめます。
今回は、その中でも特によく使われる基本動詞「have」、5つの活用法をご紹介します。
基本動詞の「have」は、たくさんのバリエーションを持つ
そもそも基本動詞とは

「take」「make」「have」「get」「give」「run」「put」「come」「go」などを、基本動詞と言います。
要するに、
「一語の中に、沢山日本語訳があるもの」を指します。
中には、「え?」と思うようなかけ離れた意味を持つこともあり、我々英語圏でない国の者は混乱のもと。。
そんな中で今回ご紹介するのが「have」。
「have」というと、皆さん「持つ」という意味だと思っている方が殆ど。でも「have」には様々な意味があり、たくさんの場面で使用されています。
英単語が持つイメージを感覚的につかむ事が、基本動詞を使いこなすコツと言われています。
「物的所有」のイメージが強い

上記でもご紹介しましたが、皆さん大体が「have=持つ」と思っている方が一般的。
しかし「have」には「持つ」という意味以外に、「所有する」といった広い意味での「持つ」という意味があり、こちらで意味を捉えて頂くととても良いです。
まずは、目に見える場合の目的語である場合をご紹介します。
活用法その1:人やペットなどの場合
目的語が「人」なら関係性を表し、「いる」、「ある」になります。
- I have a dog.
- 私は犬を持っています。(直訳)
- I have a sister.
- 私は妹を持っています。(直訳)
上記の場合、どちらも直訳すると「持っています。」となります。
しかし今回家族やその一員として迎えているペットの場合、ここでは「います」「飼っています」と訳すのが一般的です。
このように「have」には広い意味でも「所有する」という意味で捉えられています。
活用法その2:性質や属性、人の身体的な状態の場合
「have」は、人の身体の一部や身体的な特徴にも使えます。
- She has beautiful eyes.
- 彼女は美しい目を持っています。(直訳)
直訳だと、「彼女は美しい目を持っています。」ですが、
「美しいです」と言い換えた方が一般的です。
- I have a headache.
- 頭痛がします。
- I have a stomachache.
- 腹痛がします。
など、人の身体的な状況でも「have」は良く使われます。
活用法その3:食べ物や飲み物の場合
食べ物や飲み物の場合にも「have」は使われる
- I have dinner.
- 私は夕食を持っています。(直訳)
- I have a coffee.
- 私はコーヒーを持っています。(直訳)
など、食べ物や飲み物に用いる「食べる」、「飲む」でも使う事ができ、
「食べます」「飲みます」と言い換えた方が一般的です。
使役動詞もチェック!
「have」のイメージを膨らませ、主語が物事の場合でも

活用法その4:目に見えない無形の場合
活用法その1~3までは目に見える場合の活用法でしたが、
ここからは、
状況、時間、感情、能力、人柄などの目に見えない場合にも使う事が可能です。
- I’m going to have a good time.
- 私は楽しい時間を過ごすつもりです。(直訳)
- I’m going to have a meeting.
- 私は会議をするつもりです。(直訳)
これらのような場合、「楽しい時間を過ごします」「会議をします」と変化させる事が可能になります。
他にも、電話なら「受ける」、「もらう」、授業なら「受ける」、休暇なら「取る」と自由自在に変化させ使う事が可能になります。
活用法その5:主語が物事(The roomなど)の場合
物事(The room)などが「持つ」というとやや日本語的に違和感がある為、「ある」「備え付ける」などの意味に変化して使う事が可能になります。
- The room has two windows.
- その部屋は3つの窓を持っています。
- The phone has a speaker.
- その携帯はスピーカーを持っています。
というように、それぞれ「持っています」を「あります」「搭載しています」と変更する事が可能です。
さいごに

「have」にはたくさんの使い方があり、目に見える・目に見えない場合のそれぞれの特性があります。
「have」はこれら以外にも、義務や完了形の助動詞でも使い、「have」を含む熟語もたくさんあります。
まずは基本動詞をしっかりと覚えてマスターし、使えるようにしましょう。
またこれからも「have」をつかった表現をご紹介していきます。
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] 【コラム】基本動詞「have」の5つの活用法 […]
[…] 【コラム】基本動詞「have」の5つの活用法 […]
[…] 【コラム】基本動詞「have」の5つの活用法 […]