こんにちは、shunsukeです。
先日は基本動詞 “have” の5つの活用法をご紹介しました。
今日は “have” 続きで、”have to” をご紹介します。
基本動詞 “have” の5つの活用法をご覧頂きたい場合は、下記よりご覧ください。

“have to” とは

“have to” は、すぐにやらなければならないことを説明する、規則や状況などの外的要因により「~しなければならない」こと
「~しなければならない」という意味の ”have to”。
その人にとって「必要」なことを意味します。また社会的または一般的な義務の意味があります。よく使うワードなので使い分け等出来るようにしておくととても便利です。
この際、ぜひ覚えましょう。
義務の “have to” について
義務「have to:~しなければならない」

- I have to go now. I have a class in 3 minutes.
- 行かないといけない。あと3分で授業が始まってしまいます。
ここでは「授業に遅れないように行かないといけない」という義務を表しています。また、あと3分で授業が始まるという事実があることから、客観的とも言えます。
- He has to go to the dentist.
- 彼は歯医者に行かなければならない。
彼が歯医者に行くことは「せざるを得ないこと」です。
外的要因から、歯医者に行かなければいけないと判断していることから、これは客観的とも言えます。
「have to」は、「~しなければならない」という「義務」や、その人にとって「必要」な事を意味する際に使うワード
◎主語+have to+動詞の原形
“have to” は、”have” と “to” の2語で、助動詞として使われ、
型は上記で書いた主語+have to+動詞の原形で、”have to”の後に動詞を続けます。
“have” については、主語が三人称単数 “he,she” などの場合、 “has” に変更します。
推量の “have to” について
推量 「have to:~しなければならない」

こちらの推量の “have to” は「きっと~に違いない」という意味もあります。
これは確信度が高い時に使うことが多く、”have to” の後ろにはbe動詞がくることが多いとされています。そしてこの “have to” は “must” にも置き換えが可能です。
- You have to be joking!
- 冗談でしょ! → あなたは冗談を言っているに違いない!
直訳すると、「あなたは冗談を言っているに違いない!という推量になり、相手は絶対に冗談を言っていると思っているという事です。
この場合、
You must be joking!
とも、言い換えることが出来ます。
“have got to” について
“have to” よりカジュアルな言い方 “have got to”

よりカジュアルな場所でくだけた言い方ができ、会話のみで使う “have got to”。
僕はネイティブと話していてまだ “have got to”は聞いたことがないが、映画などを見ていて聞いたことはあります。
- I’ve got to go grocery shopping. → I’ve : I haveを省略したもの。
- 私は食材を買いに行かなければいけません。
- She’s got to take care of her baby. → She’s : She isを省略したもの。
- 彼女は赤ちゃんの世話をしなければいけません。
“have to” と意味は変わらないのでどちらを使うかは人それぞれですが、どんなシチュエーションでもと考えると、”have to” を使っておけば無難でしょう。
不要を表す “have to” (否定文)について
不要 「don’t have to:~しなくてもよい、~する必要はない」

◎主語 + do not(don’t)have to + 動詞の原形
“have to” を否定文にする場合、 “have to” の前に “do not” を使います。
短縮形の場合、 “don’t” になります。意味として「~しなくてもよい、~する必要はない」となります。
「don’t have to」の場合、
- I have to go to work today. → I don’t have to go to work today.
- 今日私は仕事に行く必要があります。 → 今日私は仕事に行く必要がありません。
◎主語 + does not(doesn’t)have to + 動詞の原形
主語が三人称単数の場合、”does not” になり、短縮形の場合、”doesn’t” となります。
「doesn’t have to」の場合、
- He has to attend a meeting today. → He doesn’t have to attend a meeting today.
- 夫は今日、会議に出席しなければなりません。 → 夫は今日、会議に出席する必要はありません。
主語が三人称単数の為、肯定文の場合 “have to” から “has to” へ変更しますが、
否定文の場合 “don’t” から “doesn’t” にする為、後ろにくる “have to” はそのままで変更しなくて大丈夫です。
疑問文、未来の文、過去の文について
疑問文
◎Do + 主語 + have to + 動詞の原形~?
◎Does + 主語 + have to + 動詞の原形~?:主語が三人称単数の場合
未来の文
◎主語 + will have to + 動詞の原形~?
過去の文
◎主語 + had to + 動詞の原形~?
疑問文、未来の文、過去の文と簡単ではありますがご紹介しておきます。
これまでご紹介してきたことが理解出来たらこちらはそれを派生させた形になるので、まずはしっかりと “have to” の使い方をマスターしましょう。
さいごに

いかがでしたでしょうか。
今日は “have to” の使い方をご紹介しました。
僕もネイティブではありませんので完璧人間ではありません。間違っている個所もあるかもしれませんので、万が一間違っている個所がありましたらお気軽にご連絡ください。
ぜひ外国の方と話す機会があれば使ってみてください。
今後もこのサイトでは皆さんの為になる英語を少しずつご紹介していきます。
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