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マニアック一人旅!おすすめたっぷり伝統と最新技術を融合!丸の内駅舎

こんにちは、shunsukeです。

今日は1914(大正3)年12月に開業した日本の玄関口、国の重要文化財にもなっている東京駅丸の内駅舎を紹介します。

目次

丸の内駅舎とは


歴史的建造物と最新技術が融合した駅舎


1914(大正3)年12月に開業された東京駅丸の内駅舎。日本の有名な建築家の辰野金吾氏により設計され、多くの人々に愛されています。しかし、1945(昭和20)年の戦災により南北側のドームと屋根・内装を焼失してしまします。戦後、3階建ての駅舎を2階建て駅舎に復興し、現在に至ります。

丸の内駅舎見どころ


南ドーム部、丸の内側の駅舎


何といっても一番の見どころと言っても過言でない美しい赤レンガの駅舎。100年前にタイムスリップしたかのような格調高さと美しさを兼ね備えています。中央棟から両翼を広げた鳥のように南北へのびる駅舎の長さは、なんと、約335mあります。美しい赤レンガの外観に、窓枠と黒いスレート屋根が、センスの良さを感じさせます。色合いも良く、また建物のバランスも良い世界に誇れる駅舎です。

南北ドームのレリーフ



もう一つの見どころは、こちら。南北にあるドームです。高さは30m以上あり、異国の建築様式と日本のデザインが融合した正に内部の細かな部分まで拘った美しい造りです。ドーム内には8方角に配置されている、方位を表す干支のレリーフや、8体の鷲形レリーフがデザインされています。

丸の内駅舎のレンガについて


駅舎全体にデザインされた赤レンガ


東京駅丸の内駅舎といえば、この赤レンガであり、この赤レンガで造られている事でとてもクラシックなデザインになっています。「保存・復原工事」をした事で、一部化粧レンガうを使っています。復原工事で3階部分の躯体は鉄筋コンクリートで作り、外壁には化粧レンガを貼っています。2階以下は既存の構造レンガと、外壁の化粧レンガ等、開業時の意匠材料が大切に保存されています。

化粧レンガの再現覆輪目地(ふくりんめじ)の保存・復原

化粧レンガは改行時のものに近づけています。

改行当時のレンガ目地は、手間のかかる目地仕上げ。

詳しくはTokyo Station Cityのサイトに図にして掲載されています。

モルタル造形について


モルタル造形レンガ仕上げ


株式会社Holly Factoryでの現場完成写真

こちらはモルタル造形で制作したレンガ壁で、全てフェイクです。モルタルを塗り付け、少し乾いてきた状態でレンガの形に整え、削っていきます。レンガ部分が乾いた段階で、後から目地を詰め、色を塗り付けています。形・崩し・色と、どれをとっても自由自在に制作が出来ます。真新しいのが好きな方、歴史を感じられるのが好きな方、それぞれのご要望を聞き入れ、それを再現します。某テーマパークなどもこの技法を使って制作しています。何か気になる事がありましたら、下記問い合わせフォームよりお問い合わせください。

また去年より「モルタル造形体験型講習会」をスタートしております。株式会社Holly Factoryの堀口と共にスタートした講習会です。現場を実際に体験できる講習会は他では無い講習会となっています。下記に詳しいブログリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。

【コラム】悩める職人の為の体験型モルタル造形講習会

さいごに


いかがでしたでしょうか。

東京駅丸の内駅舎は夜のライトアップも実施しています。その様子はまた次回。

魅力たっぷりの歴史的建築と最新技術が融合した東京駅駅舎。見た事ある方も今一度じっくりと見てみてはいかがでしょうか。まだ見ぬ東京駅駅舎の魅力を発見できる事間違いなしです。

このブログでは、自分で経験してきたことを、「知る・学ぶ」をコンセプトに様々なことを皆さんにお届けできたらと考えています。


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