こんにちは、日本庭園や神社仏閣好きのshunsukeです。
普段から結構マニアックな神社やお寺を回ったりしています。
そんな中、今回ご紹介するのが京都府京田辺市にある【酬恩庵一休寺】。
以前2度ほどお仕事でお世話になった場所。京都駅周辺の人の多さからかけ離れたとっても静かで良い場所にあります。
石畳の参道や枯山水など見どころ満載です。それでは早速ご紹介したいと思います。
【酬恩庵一休寺】とは

京都府京田辺市にある臨済宗大徳寺派の寺院。山号は霊瑞山。本尊は釈迦如来。一休寺または「薪の一休寺」とも称される。枯山水の石庭や一休宗純の木像のほか、納豆の一種である「一休寺納豆」でも有名。
Wikipedia
〒610-0341 京都府京田辺市薪里ノ内102
電話番号 0774-62-0193
開館時間 9:00~17:00 ただし宝物殿は、 9:30〜16:30
【酬恩庵一休寺】見どころ

どうですか、この参道。両脇に苔。左には背丈が低めのモミジ。手入れも行き届いたとても素敵な参道です。
雨が降った後の苔の輝きは必見です。
奥には本堂が覗かせる。石畳と綺麗な苔が印象的で静かでリラックス出来ます。

「方丈庭園 南邸」は、宗純王廟と虎丘を背景とし、斜面を利用してサツキの刈込があります。大きな蘇鉄が植えられている江戸時代の禅苑庭園であります。刈込から軒下までは白砂が敷き詰められており、とても落ち着いた空間になっています。
座布団に座って眺める「方丈庭園 南邸」はどこか落ち着きを感じられ、ずっと見ていられるそんなお庭となっています。

北庭は禅院枯山水としての蓬莱庭園であります。東北隅に約2メートルの巨石は、観音石として用いています。これに他の石組をすることで、枯滝落水の様子を表現しています。
枯山水って良いですよね。宇宙を表しているっていうからなんかとてもロマンを感じます。
石の一つ一つに意味を持たせて造った昔の人の感性が凄い!
こういう場所でお仕事が出来るってホント有難いことですね。
【酬恩庵一休寺】岩・石積みについて



【酬恩庵一休寺】の石組み。特徴として、あまり大きな石を使わずに小回りの利く持ちやすい石を選んでいます。また丸みを帯びた石は少なく、角ばった石を多く使っています。石の形も少し削ったりして加工しているのかな。と、思うような石を使っています。僕が石組みで好きなポイントは、間に入れている小さな石。後から埋め込むことで全体のバランスを整えているところに当時の職人さんの丁寧さが伺えます。
【酬恩庵一休寺】ライトアップについて




焔光景デザインさん監修案件です。参道のデザインを任せて頂き、絞りに絞って出したデザイン。苔の美しさを意識し、また白壁を利用して綺麗な「影」を出しました。
下記に僕が請け負っているライトアップブログを載せておきます。ぜひ見てみてください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
魅力満載の【酬恩庵一休寺】。京都から少し離れていますが、静かな場所でゆっくりリラックスしたい方にはとてもオススメです。京都へ行かれた際はぜひ足を運んでみてください。
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