こんにちは、shunsukeです。
今日で英語学習継続303日目。今日のフレーズは、”silent treatment”。皆さんは知ってますか。これは、「人を無視する」ということです。
僕もこうしてオンライン英会話で学習してから知りました。皆さんもぜひ活用ください。
今日はこの前までの続き、無数のレンガが積まれるアユタヤ遺跡のワット・ヤイチャイモンコンvol.3をご紹介します。
もくじ
- アユタヤ遺跡について
- ワット・ヤイチャイモンコン / Wat Yai Chai Mongkon
- モルタル造形について
- ライトアップについて
- さいごに
アユタヤ遺跡について
アユタヤ遺跡とは

アユタヤとは1351年にウートン王によって建都されて以降、1767年にビルマ軍の攻撃で破壊されるまでの417年間、アユタヤ王朝の都としてタイの中心であり続けた都市のことを指します。
チャオプラヤー川とその支流に囲まれた地形は水運に恵まれ、17世紀はじめにはヨーロッパと東アジアを結ぶ国際貿易都市として繁栄しました。
素晴らしい建築美を誇る歴代王の離宮、かつて栄華を極めた古都の壮大な歴史が眠る遺跡の街・アユタヤ。現代にその当時の姿をつたえる遺跡群は歴史公園として整備され、1991年にユネスコ世界遺産にも登録されています。
インスタ映えスポットが多数あるアユタヤ遺跡は、海外からの観光客で賑わっている公園です。
アクセスマップ
バンコクからアユタヤへのアクセス方法
バンコク市内からアユタヤへのアクセス方法は鉄道、ロットゥー(乗り合いミニバス)、タクシーの3種類と、オプショナルツアーを利用する方法があります。
ちなみに僕はローカル鉄道を使い、地元の方と話をしながらアユタヤへ向かいました。
それぞれの移動手段ごとにメリット・デメリットがあるので、ご自身の旅スタイルに合わせて移動手段を選ぶことをオススメします。
ワット・ヤイチャイモンコン / Wat Yai Chai Mongkon
ワット・ヤイチャイモンコン / Wat Yai Chai Mongkonとは

こちらの寺院は、1357年にアユタヤを建都した初代ウートン王がセイロン(現スリランカ)に留学中の修行僧たちの瞑想のために建てた寺院で、別名を「ワット・プラ・チャオプラヤータイ」といいます。
また1592年に19代ナレスワン王が象にまたがり一騎打ちでビルマ王子を敗り、ビルマ軍との戦いに勝利した記念の塔です。
基本情報
名称 | ワット・ヤイチャイモンコン |
名称(英) | Wat Yai Chai Mongkon |
営業時間 | 08:00〜17:00/参拝自由 |
料金 | 20バーツ |
住所 | Khlong Suan Phlu Phra Nakhon Si Ayutthaya Amphoe Phra Nakhon Si Ayutthaya |
アクセスマップ
ワット・ヤイチャイモンコンのレンガ壁
前回の記事
上記に前回の続きのブログを載せておきました。ぜひそちらも合わせてご覧ください。
雰囲気抜群レンガ壁とかわいい椅子

ワット・ヤイチャイモンコンの裏手側に位置する場所に、雰囲気抜群のレンガ壁の前にかわいい椅子がポツンと置いてあったので思わず撮った一枚。
剥がれた表層が残っているところと、そうでないところのバランスが良く、とても味がある壁です。目地も所々無くなっている個所があり、それによって奥行き感も出て、より立体的に見えます。
蜂の巣に見える塔


蜂の巣に見えるこちらの塔。レンガが所々えぐれて、目地がそのまま残って出っ歯ていてとても珍しい一枚。普段モルタル造形の仕事をしている際、このようなものを造ることはありませんが、こういうセオリー通りでないアンバランスな一面もあっても良いなと感じました。
仏塔の裏手にある白い仏像

仏塔を出て階段をおり、周囲を回って歩いてきた丁度裏手側に位置する白い仏像。
他の方のブログを見てみると、黄色い袈裟を掛けている写真がありましたが、僕が訪問した際は袈裟は掛けていませんでした。真ん中の座っている仏像に対して、そこにお参りにきているかのような光景。日本ではあまり見る事がない光景でとても新鮮な気持ちになります。
仏塔の周りに位置する仏像たち


日本でも神社などはお馴染みの朱色。皆さん既にご存じかもしれませんが、日本では朱色は昔から魔除けや不老長寿の象徴として使われています。東南アジアに訪問するたびに思うこと、それは各国の寺院では朱色のもの(赤土やレンガ)を使っていたりします。
アユタヤ遺跡は、元々表層は上塗りしていて、レンガは下地として使っていたであろうと推測しています。月日ととも老化していき、自然と剥がれた表層から朱色のレンガがむき出しになっています。これも何かの縁で繋がっているとしか思えない、不思議とそう思わせる一面です。
どなたかその点が分かる方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて頂きたいです。
真っ白な涅槃仏


こちらのワット・ヤイチャイモンコンで有名な真っ白な涅槃像。
こちらの涅槃像、漆喰で造られているそうです。こちらは綺麗に袈裟が掛けられています。
足裏の写真を撮ってませんでしたが、足裏を触るとご利益があるそうです。
また手前にあるレンガ円柱。こちらも表層は上塗りされていたらしく、今は剥がれて雰囲気抜群です。
モルタル造形について
モルタル造形とは

モルタル造形専用のモルタルを塗り付け、削り、着色をしていく技法。
石や岩の表情も自由自在に表現できる優れた技法です。下記に実際にどのようにモルタル造形が出来上がっていくのか、ブログリンクを貼っておきます。
また去年よりスタートした「モルタル造形体験型講習会」の詳細なども掲載しております。
ぜひご覧くださいませ。
ライトアップについて
影絵のライトアップ

こちらは僕が実際に光の当て方などを考え、照明器具を設置しています。これもアンコールワットで見たシルエットが頭の片隅にあったからこそ出来たライトアップかと思っています。
これまで色々なライトアップを見てきましたが、僕が知る限りここまでシルエット・影を意識したライトアップをやっているのは僕だけかなと。それくらい拘りをもってやっています。
下記にライトアップのブログリンクを貼っておきます。まだ見てない方も、何度か見られた方もまた違った視点で見れますのでぜひご覧ください。
さいごに

いかがでしたでしょうか。
最後の写真、水たまりに映し出されたレンガ壁と植栽。そして微動だにしないトカゲ。
こういう一面も旅の醍醐味で、とてもほっこりした気持ちになれるそんな体験でした。
全3回でお送りしてきた無数のレンガが積まれたアユタヤ遺跡のワット・ヤイチャイモンコン / Wat Yai Chai Mongkonも今日で終わり。次回のアユタヤ遺跡はまた違う個所をご紹介します。
これからもこのブログでたくさんの場所をご紹介していきます。
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