こんにちは、shunsukeです。
英会話で良く使われる助動詞 can。中学で最初に学習する一番身近な助動詞の一つです。
- I can ~
- Can you ~
- Can I ~
など使う場面がとても多い英単語。と同時に多くの意味を持つcanは使い方がいろいろ。。
どう使っていいかわからないですよね?
今日はそんな方のために助動詞 can の意味と使い方を詳しくご紹介したいと思います。
助動詞 can の意味と使い方

canの意味
まずは肝心の意味ですが、
助動詞can:「~することができる」「~してもよい」「~の可能性がある」
要は「~できる」ということですね。
たとえば、
- 私は~出来る。
- あなたは~出来ますか?
- 私は~出来ますか?
といった使い方が可能です。
助動詞 can 使い方その①:~することができる(能力)
助動詞canの代表的な使い方の一つである、自分の能力を相手に言う時や仲間の能力を第三者に言う時に使う「~することができる」。日本語でも相手に何かを伝える時に良く使います。
能力の場合、
- I can play the piano.
- 私はピアノを弾けます。
- Mika can speak several foreign languages.
- ミカは数か国語を話せます。
主語 + can + 動詞の原形
このcanは本当に良く使います。たくさんの意味を持つcanはごっちゃになることがありますので、まずはこの使い方を覚えましょう!
助動詞 can 使い方その②:~する可能性がある、~することがあり得る(推量)
そんなに英語を学んできていない方にとってはあまり馴染みのない使い方かもしれません。ちなみに僕もその一人。。
推量や可能性を言う時に「~する可能性がある」「~することがあり得る」などで使うことができるcan。
推量の場合、
- Can the rumor be true?
- そのうわさは本当だろうか?
- He can be very rude.
- 彼はとても失礼なことをすることがある。
噂とかを話す時に使いますね。日本人は噂が好きなので良く使っていると思います。ぜひ覚えて活用してみましょう!
「推量」とは
「推し量ること。思いやること」です。 はっきりとしていない物事の状態や程度、人の心中などを推し量ること・根拠なしに見当をつけることを表します。
助動詞 can 使い方その③:〜してもよい(許可)
相手に対する時、または相手が自分に対して「許可する・許可をもらう」という行為の時に使うcan。
許可する場合、
- You can play any music you like.
- 好きな曲をかけていいですよ。
- You can go.
- あなたは行ってよいですよ。(君にはもう用はないですよ。)
許可をもらう場合、
- Can I drive your car?
- あなたの車を運転してもいいいですか?
この許可をもらう場合の「Can I~」は良く使う質問ワードになりますのでぜひ使い方を覚えましょう!
助動詞 can 使い方その④:~してはどうか(提案・命令)
- 彼女と付き合ってみたら?
- 今の仕事辞めたら?
というように相手に提案や助言、命令をするときにも使うことができるcan。主に会話で使います。
提案・命令の場合、
- You can do it tomorrow, Chris.
- クリス、それ明日やったらどうかな。
- You can leave.
- 帰っていいよ。
助動詞 can 使い方その⑤:~してくれますか(依頼)
誰かに依頼をしたい!そんな時に使えます。
依頼する場合、
- Can you tell me the arrival date?
- 到着日を知らせてもらえますか?
- Can I have the check, please?
- お会計をお願いします。
※check:「お会計、お勘定」
canの疑問文
「~してくれますか」という依頼をする場合、助動詞canを疑問文として使うと学びました。
主語の前に “can” を持っていく形になります。
Can + 主語 + 動詞の原形~?
その質問に対しての回答は、下記のようになります。
Yes, 主語 + can. or No, 主語 + cannot(can’t).
Can you~? の例文
Can you do it?:出来ますか?
この質問に対して「出来る」ことを相手に伝える答え方は、
Yes, I can.:はい、出来ます。
反対に「出来ない」ことを相手に伝える答え方は、
No, I cannot(can’t).:いいえ、出来ません。
話の流れにもよりますが、英語は「いいえ、出来ません」のみで答えることは少ないかもしれません。
出来れば、「なぜ:because」を付けて理由も一緒に付け加えると相手に伝わりやすくなり、会話も発展します。
Can I~? の例文
こちらも「許可」「依頼」で出てきた疑問文。
Can I open the window?:窓を開けてもいいですか?
この質問に対して「~しても、いいですよ」と許可・承諾する答え方は、
Yes, please.:はい、どうぞ。
Sure, go ahead.:はい、どうぞ。
反対に「ダメです」「やめてください」と許可しない・拒否する答え方は、
Sorry, no.:すみません、ダメです。
No. I’m sorry.:ダメです、すみません。 etc…
「Can I~」と「Can you~」ではそれぞれ意味が変わってきます。
どちらがどういう意味かをしっかりと理解することをオススメします。
ちなみに僕は今でもごっちゃになります(笑)
助動詞 can 使い方その⑥:~のはずがない(否定)
~のはずがないという否定をしたい場合、canの後ろにnotを付けると否定形になります。
形はcannotを使うか、短縮形のcan’tとなります。
否定をしたい場合、
- I can’t dance very well. or I cannot dance very well.
- 私は、あまり上手に踊ることができません。
- She can’t have done it by himself.
- 彼女が一人でそれをやれたはずがない。
- That can’t be true.
- そんなはずはありません。
主語 + cannot (can’t)+ 動詞の原形
※must(~に違いない)と対比されることがありますが、別物になりますので注意が必要です!
cannotとcan notは別物
cannotとcan notは別物です!注意しましょう!
can notは「出来ません」という意味にならないと言われています。
正しくは「can not only ~:~が出来るだけではなく・・」という文脈で使います。
「出来ない」のcannotとは違う文法ということです。
例えば、
- She can not only speak English well, she can write English well too.
- 彼女は英語が上手に話せるだけではなく、英語のライティングも上手に出来ます。
少しややこしいかもしれませんが、ぜひ違いを覚えてください。
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今日のまとめ


いかがでしたでしょうか。
今日は助動詞 can ってどうやって使うん?意味と使い方についてご紹介しました。
まとめると、
助動詞 can :「~することができる」「~してもよい」「~の可能性がある」
助動詞 can それぞれの使い方は、
- ~することができる(能力)
- ~する可能性がある、~することがあり得る(推量)
- 〜してもよい(許可)
- ~してはどうか(提案・命令)
- ~してくれますか(依頼)
- ~のはずがない(否定)※cannotとcan notは別物
となります。たくさんの意味を持っているので覚えるのはとても大変かもしれませんが、一つずつ覚えて自分のモノにしてくださいね。
このブログでは、自分で経験してきたことを、「知る・学ぶ」をコンセプトに様々なことを皆さんにお届けできたらと考えています。
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