こんにちは、shunsukeです。
今日は日本の歴史を感じられる場所、会津若松市の鶴ヶ城の石垣をご紹介します。
会津若松市の鶴ヶ城とは

若松城は、福島県会津若松市追手町にあった日本の城である。地元では鶴ヶ城と呼ばれるが、同名の城が他にあるため、地元以外では会津若松城と呼ばれることが多い。文献では黒川城、または会津城とされることもある。国の史跡としては、若松城跡の名称で指定されている。
Wikipedia
ちょっと古いですが、映画「八重の桜」でも舞台となった場所。難攻不落の名城とうたわれた鶴ヶ城は、戊辰の戦役で新政府軍の猛攻の前に籠城一ヵ月、城は落ちなかったそうです。石垣だけを残して取り壊されたのは明治7年のことです。至徳元年(1384)葦名直盛がはじめて館を築き、改修を経て天下の名城となったとされています。
会津若松市の鶴ヶ城石垣について
石垣の写真

大小様々な石を使い、形成されています。角地にはある程度四角くした石を使う事で全体の印象を引き締め、中側には角ばった石と丸みを帯びた石をバランスよく配置しています。大きな石の間には、繋ぐ形で小さいな石を配置して目地無しで制作しています。
刀傷??

正に当時の職人さんが削ったりしながら一つずつ積み上げる芸術作品でね。
中には写真のような刀傷みたいな跡が残っています。当時の情景が垣間見えるそんな石垣になっています。
このような石垣を制作してくれ!
という依頼は少ないですが、違った形の石積みを制作する事が可能です。
どんな方法で制作するのか?
それは、
モルタル造形という技能です。
モルタル造形について
モルタル造形とは
特殊なモルタルを使い、天然石・岩・木、人工的なレンガ積みの壁・擬木などを彫刻技術を用いて表現する技法のことです。
モルタル造形で制作した石積み


上記2枚が実際のモルタル造形で制作された石積み。
専用ツールを使って、石の形や表情を自由自在に表現できるところがモルタル造形の特徴です。
それぞれの職人さんの特徴が表れます。去年より株式会社Holly Factory堀口と共に【モルタル造形体験型講習会】をスタートしました。現場で直接技術を学べる唯一の講習会です。下地処理からエイジング塗装の最後のフィニッシュまで体験できます。概要は下記にリンクを貼っておきますのでご覧ください。
マーシャルタウン2〜0.75インチXの6インチフィラデルフィアスタイルポインティングこて45 6
さいごに
いかがでしたでしょうか。
当時の職人さんが一生懸命制作してできた日本の歴史を感じられる芸術作品。これはその一部。全国にはたくさんの城や石垣があります。それぞれ違った特徴を出し、それぞれの良さが感じられます。今後、全国の石垣をこのブログでご紹介していきます。
ぜひ色々な城や石垣へ足を運んでみてはいかかでしょうか。
素敵な石垣に出会えること間違いなしです!
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